にゃんこと鰯

自己表現のリハビリブログです。

傷は癒えなくとも…

こんばんわ。

咲音です。



最近、自分の将来の事でグズグズ悩んでいましたが、少し前に進めるようなきっかけが出来ました。


実は、来週から近くの精神科病院のプレワークに通う事になりました。

プレワークというと聞き慣れない方も多いかもしれませんが、現在就労していない人が就労に向けてリハビリをするプログラムです。

デイケアより大分実践的な部分が多いです。


認知行動療法や対人関係療法、フィジカルトレーニングやSSTなど、盛りだくさん。

カウンセリングはお金がかかるのでなかなか受けられずにいましたが、このプレワークでは実際に心理士さんが指導してくれるみたいなので、凄く有難いです。

自立支援医療も適用されて、しかもお昼も出るなんて。


今回のチャレンジは、祖父母も積極的に賛成してくれました 笑笑



以前から、BPDを患ってるからには、どこかで心理的な面から治療を受けないといけないな、と思っていました。

でも、ただカウンセリングをするだけでいいのか、それともお金をかけず認知行動療法などを買って自己流に勉強するべきなのか、凄く悩んでました。


でも、やっぱり心理士さんの積極的な介入は、今の私にとって必要だと思うので、このプレワークを大いに自分の治療に役立てたいと思います。



初めての環境で不安だけど、同じ境遇にいる利用者さんや理解してくれるスタッフさんがいる事を信じて、頑張っていきたいと思います。

このプレワークでたくさんの素敵な出会いがある事を願います。


そういえば昨日、プレワークを利用するために事前にお医者さんの診察を受けなければならず、クリニックから貰った紹介状を持参して本院に行きました。


これまで心療内科という名目で通っていたのは、どれもクリニック。

クリニックと名前がつかない入院設備がある大きな病院の精神科の診察を受けるのは初めてでした。


やはり、大きな病院の特徴なのでしょうか。

クリニックの様に穏やかな雰囲気はなく、年配の人やお年寄りが多かった気がします。

そのため、診察をしてくださる先生との相性とか大丈夫かなー、と変な心配をしながら、順番待ちをしていました 笑


予約は朝一で8時40分だったのですが、血圧測定やケースワーカーさんとの面談を経て先生の診察、そこからプレワーク担当の職員さんにプログラムの説明を受け、なんだかんだで病院を出たのは11時過ぎてました 笑


ケースワーカーさん、お医者さん、共に30分前後お話をした感じです。


病気を発症した経緯や家族構成、今辛いこと、死にたい気持ち、自傷行為をしてしまう原因…

全部、隠さずに話しました。


高校時代のエピソードを話した時は当時の事を思い出してしまい辛くなってしまいましたが、何もかも包み隠さず話せた事で少し心の緊張がほぐれた様な気がしました。

ケースワーカーさんも、話を聞いてくれた先生も本当にいい人で、ODで救急搬送された事や前に系列のクリニックに通っていた事を話しても、否定せずに受け入れてくれたのが何よりの救いでした。


なんだか、昨日自分のこれまでの経緯を勇気出して話し、それを受け入れてもらえた事によって、自分の存在が認められた様な気がして嬉しかったです。

もちろん、大切なお友達に必要とされている事によって、私は生きてていいんだ、と思える事が多いですが、初対面の人に恐る恐る自分の事を話して受け入れてもらえたって事には、また違う感動を貰いました。


こういう時は、勇気出して話せた自分を褒めてあげてもいいのかな。



今年は裏切りや理不尽な出来事もたくさん経験しました。

それで私だけでなく友達もたくさん傷ついて、人間不信に陥りました。


でも、こういう素敵な人との出会いでその傷も、いつか治る事はなくても緩和される事はあるだろう。

そう信じて、私はもう少しだけ自分の出来る限りで、人に歩み寄ってみようと思います。